ボタンの組み合わせでいろいろなことができる Apple Mighty Mouse
どれも微妙な指の動きと力加減が必要
スクロールボールのスリップもそろそろ限界に...
そこで、意を決して、Apple Mighty Mouse 内部の分解掃除をすることにしました
■始める前に 道具についてApple Mighty Mouse 内部へのアクセスは、ネジをつかっていない構造のため
・使い古しのテレホンカード(接着剤はがしのため)
・マイナスドライバ(接着剤はがしのため)
・カッターナイフ(接着剤はがしのため)
・小型のプラスドライバ(スクロールボール部のネジ外しのため)
・綿棒、ティッシュなど(内部掃除のため)

RICOH GR DIGITAL II
...というわけでそのほとんどの道具とエネルギーは接着剤はがしに費やされます
1.接着剤はがし 初期段階テレホンカードを使って Mighty Mouse 底部のグレーの部分をはがしにかかります
カッターナイフとのコンビで慎重に...

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2.接着剤はがし 第二段階テレホンカードとカッターナイフだけでは、完全にはく離しないようなら、力わざでマイナスドライバですき間を大きくあけていくことになります
最初はキズがつかないようにと慎重ですが、この頃になると気持ちが慣れてきて大丈夫になります
ときどき、ばりっ!とコワい音がします...

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3.Mighty Mouse の分解はく離が完了しても、楕円のわくが外れるだけ

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下部のすき間を見るとシーソーのような構造になっている軸と軸受けが両側に確認できます

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そこを、手で、あるいはマイナスドライバで外します
力を入れると数ミリ本体がゆがむので、そのすきをついてぐいっとやれば簡単に外れます
4.スクロールボール部の分解上下2つに分かれたマウスの上部にあるスクロールボール部
小型のプラスドライバで3か所のネジを外し...

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さらにスクロールボールを固定している白いプラスチックを手で外すと

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ボールの動きを受け止める 軸のついた黒い頭のローラーが4つ 反時計回りの向きに置かれているのが見えます
この4つはただ乗っかっているだけなので、分解の際に外れたり、落ちたりすることがあります
くれぐれも4つあることと、この向きを記憶しておく必要があります
ここがほこりで一番汚れているので、綿棒やティッシュできれいに(すべてはこの時のためにしてきたことです...)
最後に内部の記念撮影

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5.組み直し分解の手順の逆を行います
まずはスクロールボール部の3つのプラスネジをしめます
実は簡単なようで、下部につながっているケーブルの長さが微妙に短く、もたついてしまいました
そんなことをしているうちに、下部本体につながっているケーブルが抜けてあわてましたが、冷静に差し込み直し、事なきを得ました
施術後

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次回の掃除にそなえて、はがしてしまった接着剤の部分はスコッチテープで仮止めしてあります
これで、分解掃除終了
スクロールボールのスリップは皆無
右クリック、左クリックも100%ヒット
全体の反応が上がった感じがします
ここまで約1時間
ちょっと大変でしたが、それをするだけの価値は十分あります
そもそもは ikechiさん のエントリー
http://ikechi.cocolog-nifty.com/ikechi/2009/02/apple-mighty-mo.htmlから刺激を受けて今日の分解掃除にいたりました
ありがとうございました
caution!製品を分解することになるので、メーカー保証が受けられなくなります
もし実施される場合は、どうぞ自己責任で行ってください
data
Apple Mighty Mouse
http://www.apple.com/jp/mightymouse/